住宅会社の種類について知っておこう

住宅会社は大きく分けると2種類ある

注文住宅を建てるときの基礎知識として押さえておきたいのが住宅会社の種類です。住宅会社は大きく分けると2種類あります。1つはハウスメーカーで、建売住宅をたくさん建てていることが多いのが特徴です。ハウスメーカーは住宅素材や設備、デザインなどを規格化して効率的に安く家を建てられるようにしている傾向があります。もう1つは工務店で、建売住宅を手掛けていることもないわけではありませんが、基本的には注文住宅を専門にしている住宅会社です。柔軟な対応力を持っているのが工務店に共通する点で、ハウスメーカーのように規格化をしていることはほとんどありません。その分だけ費用が高くなることもありますが、期待通りの住宅を建てられると期待できます。

住宅会社の種類による設計部分の違い

ハウスメーカーと工務店のどちらを選ぶかによって注文住宅を建てる手続きにも違いがあります。大まかな流れは住宅会社に相談して設計の打ち合わせを進めていき、予算と見積もりを照らし合わせて納得できる内容になったら発注するというものです。ただ、打ち合わせの段階を細かく見ると、設計部分で大きな違いがあります。ハウスメーカーの場合には基本的に規格化を進めているので、カタログなどから選択して設備や壁紙などを選ぶのが一般的です。工務店の場合にもカタログを用意していることが多いですが、カタログに載っていないものでも調達してくれます。対応できる範囲には限界があるものの、柔軟に設計の対応をしてくれるのが工務店の特徴です。