注文住宅のローンの種類について

住宅ローンの金利の種類

注文住宅を建てる際に利用できるローンの種類は、金利のタイプによって分けることができます。金利のタイプの一つが、借入れから返済まで金利が変わることがない固定金利です。将来金利が変動するリスクを考える必要がなく、毎月の返済額が一定となります。返済を見通した計画を立てやすく、安心して借りられるのがメリットです。一方で、金利が高めに設定されているローンが多いです。変動金利は一定期間ごとに金利が見直されるタイプです。見直しは一年に2回行われるローンが多いです。金利が安く設定されている傾向があるのがメリットですが、金利が変動するので最終的な返済額は分かりません。返済までの見通しが立てづらいのがデメリットとなります。

住宅ローンの融資先の種類

住宅ローンには、公的機関が提供する公的ローンと民間の金融機関が提供する民間ローンなどの種類があります。公的ローンの中には、1年以上財形貯蓄を行っている方が利用できる財形融資があります。しかし、公的ローン縮小傾向にあり、他の種類のローンが主流です。民間のローンは銀行などの金融機関が独自に設定している住宅ローンです。金利のタイプや条件が幅広く、自分に合ったローンを選べます。審査が厳しい傾向はありますが、通ることができれば好条件のローンが利用可能です。また、民間の金融機関と住宅金融支援機構によって提供されるフラット35と呼ばれる住宅ローンもあります。金利は金融機関ごとに変わりますが、完全固定となっており、職業や雇用形態を問わず利用できるのが特徴です。